TB(タッチボンド)工法研究会とは

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震以降、管路には大きな地震動に対する耐震性が求められようになってきました。
「TB(タッチボンド)工法」は、ワンタッチジョイントによりコンクリート製品どうしを瞬時に接続し、TBボンドで接着接合することによりコンクリート製品間の継手部を柔軟な構造にして、レベル2地震時の地盤の変位に自在に追随できるボックスカルバートなどの水路用、通路用コンクリート製品の継手工法です。平成2007年6月にNETIS(新技術情報提供システム)に登録し、2008年10月に一般財団法人 先端建設技術センターにおいて建設技術審査証明を取得し、技術の優位性が証明されました。
そして技術審査証明の取得を機に2008年11月、本技術に賛同する29社によりTB(タッチボンド)工法研究会を設立して全国展開を図るとともに、本工法の適用範囲の拡大を図るために2011年、2013年、2018年、2023年には開発・改良した技術内容に変更して技術審査証明を更新しています。
TB工法は、施工の作業工数を削減することで、工期の短縮、工事費の低減が図れ、性能においてはTBボンドにより完璧な水密性とレベル2地震動や液状化による永久ひずみに対応する耐震性を、しかも他工法では対応できない曲線部や断面変化部にも与えられる画期的な継手工法です。
本研究会は、これらTB工法の特長を活かし、耐震性に優れた安全・安心なインフラを供給することを目的として、TB工法および研究会の更なる発展を推し進めています。

研究会データ

協会名 TB(タッチボンド)工法研究会
所在地 東京都中央区築地1丁目8番2号
TEL 03-3542-1201
FAX 03-3545-1207

アクセスマップ