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(1) 施工性の向上、工期の短縮、経済性の向上
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ジョイントバーをソケットに押し込むだけで接続でき、後は所定のスペースにTBボンドを充てんするだけで接合が完了します。従来工法に比べ大幅に工数が削減されるので、施工性の向上、工期の短縮ができ、その結果経済性も向上します。
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(2) レベル2地震動をクリア
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約3倍まで伸びるTBボンドが、全ての接合部をフレキシブルにし、地震時の地盤の変位に自在に追随するので、水密性を確保したままレベル2地震動をクリアします。
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(3) 全ての接合面に連続性、水密性、耐震性
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曲線部、断面変化部、落差部など、どんな接合面でも直線部と同じ方法・構造で接続できるので、全線に連続性、水密性、耐震性を有する水路、通路を構築できます。
他工法では、曲線部、断面変化部、落差部はボルト接合になり、耐震性の保証が難しくなります。
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(4) 弾性シーリングと同等以上の水密性
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TBボンドが弾性シーリングと同等以上の水密性を付与します。頂版上部からTBボンドを注入する注入工法と、カルバート内部で目地部にTBボンドを充填するコーキング工法を組み合わせることで、人が中で作業できない小口径カルバートから、大断面(制限なし)まで対応できます。
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(5) せん断変位にも対応
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地震時に発生するのは軸方向変位、曲げ変位だけではありません。せん断変位も発生するはずです。他工法では対応できないせん断変位にもTB工法は対応できます。
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(6) 現場打ちコンクリートとも接合可能
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TBボンドの充填スペースさえ確保できれば、現場打ちの特殊人孔、既設管路とも接合でき、その接合部にも当然水密性、耐震性を付与できます。
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(7) すぐの埋戻し、交通開放が可能
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TBボンドの試触硬化時間は4時間程度ですが、注入工法の場合はTBボンドの注入直後に頂版解放部を養生し、製品が動かないように留意することですぐに埋め戻しが可能となり、またコーキング工法の場合は埋め戻し後に連続してすべての目地部にTBボンドを充填することが可能です。
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